4年前くらいの今頃
親に「いつ家出ていくんだ」と1週間のうちに何度も何度も
聞かれたことがあった。
あの夜、母と外食に行き
ふとした瞬間に
「で、いつ出ていくの?ってパパが言ってたよ」
と言われた。
いつも強気のわたしが、そこで耐えられずに
母の前なのにポロポロと涙を流した。
無言で。
ホントに何も言えなくなった。
母の前で泣くなんてことは、覚えてる範囲で2度目。
(1度目はタイに就職が決まり、空港へ行くバスの中)
あのときと同じ感覚の涙。
同じ意味の涙かもしれない。。
(「離れろ!ひとりで飛べ!」)
というメッセージ。
でも、あなたが育てた私はエンジンすっからかんなのに…。
なにも育ててもらってないのに…といった感じ。
その涙を見て、母は
「なんで泣いてるの」
と聞き、
本当に何も言えない私を見て
「何も言わなきゃわかんないでしょ」
と言った。
そして私の心の重たいドアは閉まった。 ガシャーン🚪
ただ、ただ、泣きながら、首を振って、
「出てくよ」
と返した。
心では(出てけばいいんだろ)という意地。
この頃は意地で、2度も家を出るほどのエネルギーがあったんだな。
ま、2度やらないと、気が付かないこともあるからね。
あのとき、ちゃんと言葉にすればヨカッタのか?とも思うけど
正直、言葉にしたところで、納得する形にはならなかっただろうし。
なんなら、言いくるめられて、言った私が悪くてバカみたいな風にはなったと思う。
ついでに、感情だけが出てるので、それを口では説明できなかった。確実に。
そういうわけで、感情だけを感じて、言葉にならないという経験を
きっと私は子供の頃から、やりつづけてたんだな。
その思いを吐かせてもらうことも、聞いてもらうこともなかった。
自分でもわけわからないまま大人になり
そして未だに言葉に出来ないまま(笑)
なるほどね^^
今はじっくり感情に耳を傾けよう。
鈍感な両親にはない世界が私にはきっとあるということだね。
今思うと、あのときの涙が本当に言いたかったことは…
寂しい。
私は一緒にいたいのに。
とか、そんなとこ?